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楽しく仕事をしています! 技術部 技術部 主任 千葉 勉  Tutomu Chiba 入社17 年目

電気設計の仕事を教えてください

技術部 主任 千葉 勉私は主に包装分野の上包機・帯掛包装機の担当で、制御盤や電気の設計をしています。設計の仕事は図面を書くことはもちろん、自分が担当している機械がちゃんと動くか、制御の場合は動きの見落としがないか、きちんと検証するのも大事な仕事になります。
また、設計でのミス・ロスを無くすことも重要な役割と感じています。たとえば設計でミスをしてしまうと、組み立て時に部品を再発注したり、やり直しの工数がかかってしまいます。私たち設計の仕事は、そういった社内の無駄を省くよう配慮しつつ、高品質な機械を設計するという、とても責任ある仕事になりますね。

今まで担当された機械で一番苦労したエピソードは

輸入機の高速上包機( オーバーラッパー) を担当したときが一番印象に残っています。その機械はとても能力が高く、1分間に100 ~ 150 パックも集積包装できる機械だったんですが、初回輸入の高速上包機で、何もわからない状態からカスタマイズしなければいけませんでした。機械の構造を細かく調べ、組み立て課のスタッフとも協力しながら、ああでもない、こうでもないと試行錯誤しながら仕組みを変えていったことをよく覚えています。
自社製品でもお客様にあわせたカスタマイズや、規模やボリュームが大きいものは苦労しますね。当たり前のことですがお客様が満足ができる品質になるまで、何度も検証をして完成させます。

わたしにしかできないという仕事はありますか

技術部 主任 千葉 勉私は最初から設計をしていたわけではありません。組み立てから始め、電気配線、電気設計に移りました。製造の全行程を経験してきたので、その経験を活かした設計をするよう心がけています。
組み立てをする人の気持ち、電気配線をする人の気持ちを知っているので、なるべく配線しやすい設計にしよう、他のスタッフが少しでも効率よく作業できる設計にできないか…など、色々と考えながら図面を書きます。実際に、私の設計で配線や組み立てが効率化できたかはわかりませんが、これからも工夫、改善は怠らない気持ちでいます。

日本包装機械として競合他社には負けないという自信があるところはどこですか

小回りがきき、迅速な対応ができるところではないでしょうか。さらには、声の通りやすい社風です。

会社・技術部の雰囲気はどうですか

とてもいい雰囲気で、楽しく仕事をしていますよ。
技術部 主任 千葉 勉 技術部に配属されたばかりのときは、仕事に慣れるまで常にプレッシャーを感じていて、気持ち的に休まる暇がありませんでした。ですが、最近は自分なりに仕事の近道を覚えてきて、仕事を楽しめるようになりましたね。周りも楽になる方法を考えられるような余裕もできてきたように思います。
私がこうやって電気設計を続けて来れたのは、上司の存在が大きいです。彼は電気のエキスパートで、技術面でとても頼れる上司です。性格もとても柔らかく思いやりのある方で、私が仕事を抱えているときは、上司自ら手伝っていただけます。また、歳が離れているのに若手と同じ気持ちで取り組まれている、フレッシュで熱い面も持ち合わせているんですね。彼のおかげで、私は電気設計を続けて来れたんだと思っています。よく一緒に飲みに行きますしね。

今後、どのように仕事をしていきたいですか

私は常に「楽しく仕事をしたい」と思っているので、これからもそのスタンスで仕事をしていきたいです。あとは「気遣いのある設計」をすること。技術面では、「省エネ」「安全性」「省スペース」特にこの3つのキーワードがこれからの時代に求められる、欠かせないものだと思います。特に省エネ、できるだけ電力を減らした機械の開発は必ず取り組んでいかなければいけませんね。